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Channel: 恋愛・結婚・出産 –美容師のための総合WEBマガジン【リクエストQJ】
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モテる美容師になる! 付き合ってはいけない3B克服恋愛術!

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バーテンダー、バンドマン、そして美容師。 これら3つの職業の頭文字の“B”を取って付き合ってはいけない3Bと呼ばれているのはみなさん、ご存知の通り。でもなぜ美容師が付き合ってはいけない3Bと言われてしまうのでしょうか。今回は恋愛科学カウンセラー、医療アナリストの荒牧佳代さんに、恋愛心理学の観点からなぜ美容師がモテない3Bと言われしまうのか、解き明かしていただきました!

そもそも付き合ってはいけない3Bとは


なぜ、美容師、バーテンダー、バンドマンが付き合っていけないかと言われれば、
・周囲に女性が多く、人気稼業である
・夜が遅く、休みが不定期
・外見がおしゃれもしくは派手なので、軽薄そうに見える
・収入が安定しない

これらの外的要因から、付き合ってはいけない3Bと言われてしまいます。 しかし、真面目に働いている美容師の方が多いのにこれは悲しい……。 そこで、恋愛科学の観点から幸せな恋愛を勝ち取れる方法を紐解きます!


同性からのやっかみによる3Bのレッテル


恋愛科学カウンセラーの荒牧さん曰く、

「美容師さんは、


・女性との会話やコミュニケーション能力が求められ鍛えられる
・女性の身近で顔や髪を直接触って技術を高めなければならない

という2つの特徴があり、恋愛の手順を踏まずに女性と仲良くなれる環境下に置かれる職業のため、美容師は無条件に「モテる男」だ!というイメージを抱かれやすいことが多いんです。 男性は望まずとも競争社会の中で勝ち続けないと多くの女性にモテないため、恋愛市場での男同士の戦いは厳しいです。

そんな中、恋愛手順を踏んでいないのに「美容師」という職業だけで「女性と接近して親しくなれる」というイメージから同性からのやっかみを受けやすいといえます。


モテる男=浮気しやすい=危険な男


という流れで一般男性から美容師は付き合ってはいけない、などというレッテルを貼られてしまっている可能性があるといえるでしょう」


美容師はイメージが先行されすぎて3Bになってしまうそう。

このイメージについてはいつまでも誤解を受けてしまう職業だと理解し、それをバネに本当にモテる男になるべく技術レベルを上げていくしかないんだそう。


女性からの美容師はチャラいという目線を変えるためには?


女性は男性のモテたいという心理や動機、また、本物と偽物を見分ける力に長けているんだそう。


「女性は本能的に競争力が強い人、テストステロンが多い人に惹かれます。
テストステロンとは男性ホルモンの代表格で、低い声やヒゲ、筋力などの男性的特徴の成長を促し、やる気や記憶力の向上、性的魅力をアップさせるホルモンです。 テストステロンは遺伝子的に体の中でバランスを保つための総合的な分泌量は決まっているといわれています。しかし、自ら積極的に競争の中に身を置き、戦いに挑んで勝ち進んだり、目立つことをして注目を浴びて快感を得るとどんどん活発化されます」


ただ、競争を勝ち抜いて人気美容師やオーナー美容師として社会的地位を獲得した男性は、モテすぎることは逆に仕事の足かせになると考える人が多いと荒牧さんは言います。
人を指導するまでになると、テストステロンの快感に酔わされているというよりむしろ、「モテる」ことを自らコントロールできる男として成長しなければ務まらないそうです。そして、そこまで上り詰めると同性からのやっかみもなくなり尊敬に変わるのだそう。


つまり、女性からチャラいと思われないためには【中途半端にモテよう】としないことが一番ということ。また、中途半端な人と誤解されないためには、美容師としてのポリシーや確固たる目標を持っていること、自分の中に美容師としての誇りや夢があり、目指す美容師がいるなど人として尊敬する人物もいると話すと一層わかりやすくて良いそう。なにより一番の近道はTOPを目指すことだそうです。


>女性美容師の恋愛のお悩みとは?

31歳で東京へ。人生は一度きりだから、やりたいことをやる!

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31歳で福岡から上京し、顧客ゼロから銀座でリスタートした倉谷寛子さん。現在は多くの顧客を抱え、倉谷さんにカットしてもらうといいことが起きると口込みが広がり、“幸運を呼ぶ美容師”(!?)ともいわれています。東京進出のきっかけや年齢を重ねたからこそできること、自分らしく働き続けるためのコツなど、盛りだくさんにおうかがいしました。

 

 


 

師匠から学んだ究極の接客術とセンス

 

 

 

美容師になりたいと思いはじめたのは小学生のころです。その頃から髪質が悪くて悩んでいたのですが、高校生のときにはじめて訪れた福岡・天神の美容院で、髪質を生かしたショートにしてもらって、それが衝撃的で。「えー!こんなにかわいくできるんだ!」と思って、とてもうれしかったですね。

 

そのときカットしてくれたのが、現在も親しくさせていただいている私の師匠です。師匠に出会い、「こんな美容師になりたい」と目標が明確になりました。その後、美容専門学校を卒業し、師匠のもとで5年間働きました。この出会いが、私の美容師としての在り方を決めました。

 

師匠はとてもクリエイティブで、たとえば15年前につくったスタイルでも、今も通用するくらいおしゃれです。技術面だけではなく、人間的にもすごい方。誰にでも家族のようにあたたかく接し、かゆいところに手が届く接客で、学生だった子が就職して、結婚して、子どもを生んでも、ずっと一生つきあっていきたいと思える美容師です。

 

当時アシスタントだった私に、自分のお客さんのカウンセリングや仕上げまでまかせてくれました。普通、スタイリストは他の人に顧客のカウンセリングをさせることはありません。私を信頼し、育てるためにやってくださったことだと思いますが、本当に勉強になりましたね。いかにお客さまのご要望をくみ取りながら似合うスタイルをつくっていくかの勘は、そのとき培ったものが大きいと思います。

 

一度どん底に落ちからこそ、思い切れた

 

 

師匠のもとで5年間働いた期間を含め、天神で10年働き、28歳のときに婚約をして美容師をいったんやめました。いわゆる寿退社です。サロン内では中堅になっていて、自分の力を高めなければいけないと同時に、後輩の教育もしなければならない時期でした。毎日が忙し過ぎて、普通の女の子らしい生活がしたいと思っていたので、結婚を機に自分の時間をもてるというので、幸せを感じていました。

 

でもその後、突然破談になって実家に戻ることに……。仕事もやめてしまったし、結婚もなくなった。しばらくは精神的にどん底でした。生活のために働かなければならないから、もう「普通の女の子みたいな暮らしがしたい」なんて迷いもありません。そのとき、どうせ一からスタートするなら、昔から憧れだった東京に出ようと思い立ちました。とりあえず地元の美容室で働きはじめ、1年後には100万円の資金もたまったので、働き先も住む場所も決めないままに東京へ行きました。

 

 

勢いで出てきたのはいいけれど、中途半端な年齢だし、東京では顧客ゼロの状態。それでも通っていたサロンの人と仲良くなって「うちにくれば」と声をかけてもらったこともありました。でも、なんとなくぴんとこなかったんです。そうこうしているうちに師匠の知人でもあったAina(銀座)のオーナーと偶然出会い、委託で働かせていただくことになりました。

 

はじめは顧客がないので大変でしたね。今はInstagramなどのツールがたくさんありますが、当時はお店のブログくらいしかなくて、必死にアピールしました。ブログを見る方は、たいてい経験値で美容師を選びます。Ainaの中では一番年上だったので、それで選んでくださる方も多く、少しずつ顧客を増やしていくことができました。

 

 

> “幸運を呼ぶ美容師”と呼ばれて

 

働きやすい環境づくりは、サロンにとって「大事な人」になることから!

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産後、仕事に復帰した当初は子どもをおんぶして出勤したこともあったというU-REALMのサチコさん。サロンではサチコさんがはじめての出産経験者でしたが、復帰後の時短の働き方にも協力的で、子連れで仕事をしなければならないときも、「上司や周囲のスタッフは快く受け入れてくれた」といいます。サチコさんが手探りでスタートした、“新しい働き方”についておうかがいしました。

 


 

子どもをおんぶしながらの仕事もあり!? 臨機応変な働き方を!

 

 

産後も仕事を続けようと思っていても、いざ子どもが生まれるとずっと側にいたくなり、仕事をやめてしまう人が多いと聞いていました。でも私の場合は早く仕事に復帰したかったですね。

 

子どもの夜泣きが激しかったため、こちらもなかなか眠れない。母乳も一度にたくさん出ず、何回も小分けにしてあげなければならなくて、ずっと付きっきり。

出かけるのもままならない状態でした。「子育てってこんなにたいへんなものなのか!」と思いました。それまでは仕事が忙しくてたいへんと思っていたけれど、子育てのほうがハードでしたね。

 

産後は会社と話し合って、7カ月で復帰することに。当初は保育園に入れなかったので、子連れで出勤し、ベビーベッドに寝かせたりおんぶをしたりしながら仕事をしていました。2カ月後、ようやく認可外保育園に入れることになったときには、肩と腰が崩壊寸前で(笑)。こんなイレギュラーな働き方を認めてくれた上司や、子どもを快く受け入れ、かわいがってくれたスタッフには本当に感謝しています。

 

子育てする女性の働き方の見本になりたい

 

 

働く時間は、通常12:00〜21:00営業のところを、妊娠中は12:00〜19:00営業に、産後は9:30〜16:30営業にしてもらいました。妊娠中や産後の働き方は会社に遠慮して言いにくい部分もありますが、希望の勤務時間や体制を具体的にはっきりと伝えたほうがいいと思います。

 

無理をしてスケジュールを組み、まわりのスタッフから「子育てってたいへんそう。仕事との両立は厳しそうだな……」と思われるのはいやでした。そうした印象を与えるのは、その人たちの将来の可能性を狭めてしまうことにもなります。だから体力的にも精神的にも、きつくならない範囲で働けるよう希望を出しました。こういうとき希望を受け入れてもらうためには、日頃からサロンに貢献できるように努力を怠らないことが大事だなと改めて感じています。

 

私もまだ手探りの状態ですが、子育てをしながら自分の役割をしっかりこなし、楽しく働いている姿を後輩に見せていきたいですね。会社からはとてもよくしていただいていますが、私のケースがこのあと子育てをする人たちのロールモデルになればいいなと思います。スタイリスト、アシスタントの区別なく、みんな私と同じように無理なく働ける条件が適用されたらうれしいですね。

 

復帰して、働くことのよろこびを改めて感じた

 

学芸大学前から発信 「siika」サトーマリさんのクリエイティブの育て方

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妊娠をきっかけに働き方を見つめ直し、夫の加藤龍矢さんとともに「siika」(シーカ)を立ち上げたサトーマリさん。「siika」という店名は「seeker=求道者」からの造語で、美容の道を極めていきたいという思いが込められているといいます。常に努力を怠らず、クリエイティブなスタイルを発信し続けているサトーさんに、独立への思いや自分自身の育て方などについて、おうかがいしました。

 


 

子育てをしながら働きやすい環境づくりがしたかった

 

 

出産の翌年に夫とともに「siika」を立ち上げたのは、それまでの働き方では子育てのためのお金の問題や労働環境の問題があったからです。サロン勤めは歩合制なので、子育てをしながら時短で働けばお給料は減ってしまうし、子育てに充分な労働環境も整っていませんでした。それなら、子どもを育てながら、楽しく、自分のペースで働ける環境をつくったほうがいいと思ったんです。

 

今は自宅と仕事場がとても近く、子どもが熱を出して預ける先がないときにも、職場に連れてくることができたり、家に様子を見に行くこともできます。もし勤め人のままだったら、どうしていたんだろうと思います。

 

お金や労働環境の問題に加え、スタイリストとして10年以上やってきて、次のステップは独立しかないかな、という思いもありました。自分がどこまでやれるのか試してみたかったし、やりたいことをあきらめて後悔したくなかった。妊娠は、自分の将来のことを考えるきっかけにもなりましたね。

 

活動の場を、表参道・代官山から学芸大学に移して

 

 

お店の場所に学芸大学を選んだのは、感度の高い方が多く住む地域だと思ったからです。物件は歩きながら探して、今の場所を見つけて即決しました。夫の加藤は代官山から、私は原宿からの移動でしたが、学大でもそのときと変わらず、攻めの姿勢でいきたいと思っています。

 

メインの客層は20代から30代に変わり、当初は、私のスタイルが受け入れられないのではないかと悩むこともありましたが、今では新しいお客さまもつき、コアなファンが集まってきてくれます。30代の方でも抵抗なく刈り上げやブリーチを取り入れる方もいらっしゃいますし、大人のお客さまのスタイルは加藤が得意とするところなので、それぞれの得意分野を生かし、客数を増やすことができています。

 

>アットホームな雰囲気のなかでも、自分を磨く視点は忘れずに

 

サロン内恋愛は「あり」? 「なし」? 美容師ヒミツの恋愛事情アンケート!

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長く一緒の時間を過ごす「職場」は「出会いの場」とも言われています。憧れの先輩スタイリストや仕事をサポートしてくれるアシスタントのことがいつの間にか好きに…という方もいるのでは?

 

そこで今回は、サロン内恋愛経験者や目撃者の方々に、あまり大きな声で言えないリアルな恋愛模様を伺いました。一目惚れではじまった恋や、先輩スタイリストとの秘密の恋愛など……果たしてその結末とは?  

 

「サロン内に気になる人がいる」「実はサロン内で付き合っている」という方、必見です!

 


 

3度のアタックで恋愛成就。(25歳/女性)

 

 

私が22歳のとき働いていたサロンは、チーム制のため、スタイリストとアシスタントがペアになるのが決まりでした。ペアになったスタイリストの先輩は、お客さまと真剣に向き合っていて、仕事でミスした私を守ってくれることも…。気づいたら先輩を好きになっていました。

 

迷うことなく私から告白しましたが、最初は玉砕…。その後もアプローチし続け、3回目の告白でやっと付き合うことになりました。

 

ペアで接客していたので、お客さまには付き合っていることはもちろん内緒! 彼の熱烈なファンだったお客さまから「なんか、いつも仲良いですよね?」と言われたときは、毎回はぐらかすのが大変でした。

 

いつ、どこでサロンのスタッフやお客さまに見られるか分からないという警戒から、いつも会うのはどちらかの家。最初はそれでもよかったのですが、ときが経つにつれ、私が「〇〇に行きたい!」と言うことが多くなり、ケンカが増えました。

 

仕事中、彼の指示を無視したり、彼ではなくほかのスタイリストの手伝いをしたりと、結果的にお客さまにご迷惑をかけてしまいました。今ふり返ってみると、その頃の私の態度や考えは、子どもだったと思います。

 

そんなふうに仕事にも支障をきたしていたので、当然フラれました。別れた後は、会話は最低限の挨拶だけ。見かねた上司によって、私はほかの店舗に異動になりました。

 

経験者としてサロン内恋愛について思うのは、仕事に支障をきたしてしまうし、周りにも気を遣うしで散々だということ。なので、私は2度としません(笑)。

 

 

彼氏として魅力がない? 突然別れを告げられた恋(32歳/男性)

 

 

28歳のとき、1年目のアシスタントと約2年間付き合いました。

 

その子は、練習熱心でお客さまや美容に対しての想いも強く、入社してきたときから好感が持てました。帰り道が一緒ということもあり、ご飯に行く機会も多かったんです。話や気が合ったので「いいなぁ」と思い付き合うことになりました。

 

年齢が離れていましたが、彼女は真面目で仕事に私情を持ち込むこともなく、交際中は特にケンカやトラブルはありませんでした。しかしある日、「仕事のパートナーとしてはいいけど、恋人としては魅力がない」と年上顔負けのすごく大人な理由で別れを告げられました…。

 

彼女は仕事において真面目な人だったので、別れてからも普段通り。そういったところも彼女はとても大人でした。

 

ただ経験上は、サロン内恋愛はしないほうがいいと思います。どんなに割り切っていても、プライベートのイライラは、仕事に多少の影響が出てしまうもの。それがサロン内恋愛ならなおさらです。付き合っているときにケンカはありませんでしたが、もしかしたらフラられた理由には、そういう部分も含まれていたのかなと今では思います。

 

 

>入社初日の一目惚れや同期と先輩との二股…、それでもサロン内恋愛って「あり」?!

 

RITZ高橋真以子さんの“売れっ子であり続けるための意識の持ち方”

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RITZ代官山のディレクター高橋真以子さんは、子育てをしながら、サロンワークのみならず、雑誌などの撮影の仕事やセミナー講師もこなし、美容師として常に流行の最先端を走り続けています。全身から「子育ても仕事も楽しい!」というオーラが溢れ出している高橋さんに、売れっ子であり続けるコツについておうかがいしました。

 


 

「女の子をかわいくしたい!」という思いが高じて美容師に

 

 

小中学生のときから髪の毛をいじるのが好きで、よく友だちの髪の毛をいじらせてもらっていました。髪型を変えることで女の子がかわいくなるのが楽しくて、「あの子はこういう髪型にしたら、もっとかわいくなる」とよく想像していましたね。私自身も髪型を変えるのが好きで、ロングストレートヘア、きついツイストパーマ、ベリーショートやスキンヘッドなど、あらゆる髪型を一通り経験しました。

 

高校生のときはファッション雑誌『Zipper』や『CUTiE』の全盛期で、ヘアメイクアップアーティストの勢いがあって、憧れていましたね。高校生2、3年生になると東京でサロンモデルをするようになり、美容師になりたいという夢を具体的に思い描くようになりました。

 

当時はアシスタントの人たちが路上でモデルハントをしている姿もかっこよく見えて、「私もやりたい!」と思っていました。街で人を見るのが好きだったので、人間観察をしながら道ゆく人に声をかけ、自分の思い通りのヘアメイクをやらせてもらえるなんて「うれしい!」という感じで。でも実際にやってみると、すごく大変でしたね(笑)。

 

>仕事と子育てどちらも心から楽しい日々です

ALBUMの超エースNATSUMI、キャリア絶頂期に結婚! 美容師仲間に祝福されたウェディングストーリー

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Instagramの動画が50万回再生されるなど、抜群の人気と圧倒的なセンスでALBUMのエースとして活躍しているNATSUMIさん。今年ディレクターに任命され、キャリアが急上昇している最中、美容師のsiki/伊藤竜さんと結婚。公私ともに新生活をスタートしました。

 

愛する美容仲間たちに祝福された結婚ストーリーを振り返りながら、結婚のこと、仕事のこと、女性美容師のキャリアステップについて、ざっくばらんに語っていただきました。これから結婚を控えている女性美容師さん、必見です!

 


 

100%心から尊敬できる人と出会えた

 

夫とはALBUMで出会いました。私がアシスタントのときの先輩だったんです。体育会系でガツガツしている私は、活躍するスタイリストを見ては「いつか必ず超えてみせる!」と燃えるタイプ。でも、夫のことは「一生かけても100%超えられない」と思いましたね。美容への熱量がひしひしと伝わり、スタイリストとして飛躍していく夫を見ていて、いつしかあこがれの存在になっていました。

 

 

話す機会が多くなるにつれ、笑いのツボが似ているし、一緒にいると安心感があって。自然な流れでお付き合いがスタート。付き合ってすぐ同棲をはじめ、一年で結婚しました。「早いね」と周りからは驚かれることもありましたが、知り合ってから6年間、毎日のように一緒にいたので不安はなかったです。

 

美容仲間とつくりあげた夢のウェディング

 

 

最近は、入籍後に式を挙げるのが支流ですが、私たちは結婚式のあとに籍を入れると決めていました。新しい家族へ嫁ぐ前に、26年間お世話になった大好きな両親・親族へ感謝の気持ちを伝えたかったんです。今年の正月に両家顔合わせをし、半年後の結婚式に向けて準備をはじめました。

 

結婚式に対して強いこだわりはなかったのですが、昔からあこがれだったことがひとつあるんです。それは“カンカンの日差しを浴びて、フラワーシャワー”をすること。自然光がたっぷり入る会場を探していたときに、ちょうどブライダル見学を10店舗以上したお客さまが来て、おすすめの会場を紹介していただきました。おかげで1番目に見学した「シェラトン舞浜」で即決!

 

ヘアメイク、ブーケ、受付などのブライダルに関係することは、日ごろお世話になっている仕事仲間やスタッフにお願いしました。

 

夫が務めるサロンのフラワーアレンジメントを担当している「duft」にブーケを依頼

ヘアは、信頼しきっているスタッフALBUMトップスタイリストの衣川さんが担当

撮影はフォトグラファーをしている夫の弟。どの写真もお気に入り!

モノトーンでスタイリッシュな似顔絵がゲストからも好評だったウェルカムボード。

 

美容師同士の結婚ですが、お互いウェディングに強いこだわりがなくって(笑)。女性が夢見るウェディングドレスも試着したのは、たった3着。2次会のドレスは、SNSで見かけて一目ぼれしたドレスショップ“メゾンスズ”さんのドレスに決めていました。

 

即決した披露宴のドレス。美しいレースをあしらった華やかなプリンセスライン。

二次会は憧れのブランド「メゾンスズ」のセンスが光る一着。

 

あとはインスタグラムでウェディング専用のアカウントを用意して、その都度情報収集をしていました。

 

@__r.n_wedding

 

クリエイティブな才能をもつ仲間の力をかりて完成した私たちらしいオリジナルウェディング。家族やスタッフともより深いつながりを感じましたね。

 

 

 

>夫婦ともにお世話になった大先輩から感動のプレゼント

20代にがんばったからこそ、30代の今が楽しい!−kilico.佐藤麻衣子さんの好きを形にする生き方−

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kilico.の店長として活躍していた佐藤麻衣子さんは、産後5カ月で復帰し、今は時短で働いています。「自分の時間はなくなったけれど、今の働き方が気に入っています」と佐藤さん。「かつてがむしゃらにがんばったからこそ、今、自由な働き方を認めてもらうことができた」と感じているそう。これまでの遍歴と、時短で働く今の心境をおうかがいしました。

 


 

失敗しても、やりたいことはあきらめない

 

 

地元札幌の美容学校に通っていたときは、夏休みになると、わざわざ原宿の美容室まで、髪を切りにいっていました。東京に憧れ、就職も東京でと思っていましたが、希望の美容室には受からなかったので、とりあえず東京に出て、学校に紹介してもらった美容室に入社。本当に自分のやりたいことができる美容室に移るチャンスを探っていました。

 

もともとヘアメイクの仕事に興味があり、“かわいい”とか“もてる”とは違った、エッジの効いたモードスタイル系に進みたかったので、雑誌のスタイリングを見たり、いろいろなところに髪の毛を切りに行ったりして、自分の好きな仕事ができそうな美容室をリサーチしていました。

 

 

kilico.のオーナーはヘアメイクアップアーティストで、名前も雑誌でよく見かけていました。いつもかっこいいスタイルをつくっていてすごいなあと憧れていて、自分もいつかそういう仕事ができるようになりたいと思っていました。

 

そうしてkilico.でスタッフを募集しているのを知って応募し、入社試験を受けたら、やる気と元気を買っていただいたようで、運よく受かることができました。

 

自分の未熟さを知り、勉強に勉強を重ねる日々

 

 

kilico.に入社してから、自分の未熟さ、無知を思い知りました。そこから、毎日勉強して、這い上がって、這い上がって…とにかくりましたね。

 

サロンワークとヘアメイクには、それぞれの楽しさがあることも知りました。サロンワークは、お客さまのライフスタイルに合わせてスタイルを提案する楽しさがあります。一方、ヘアメイクはあるテーマに沿って、モデルさん、カメラマン、スタイリストなど、チームが一丸となって一つのものをつくり上げていく魅力があります。各分野のプロが力を尽くす現場は、ワクワクして、予想外のものができあがるので刺激的です。

 

写真を撮るときも、こんな角度で撮影するといいのかとか、こういう物を使ったらおしゃれだなとか、すごく勉強になります。自分の作品を撮影するときもプロのカメラマンさんにお願いしますが、自分では見つけられなかったものが見えることがあって、とても勉強になります。

 

センスを磨くためには、写真集や雑誌、映画などいろいろなものを見て、自分は何が好きで何が嫌いなのか、何がよくて何が悪いのかを見極めるようにしたり、センスのいい人の話を聞いたり、おしゃれな人の真似をしたりしていましたね。新しい人や物が出てきたら、常にチェックして…美容師として、こうした勉強はエンドレスだと思います。

 

>周囲と協力して実現した、産前産後の新しい働き方


メンズ支持率ナンバーワン! Gigi豊島春華さんの“絶対に否定しない”接客術

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Gigi(表参道)でメンズ支持率ナンバーワンのスタイリスト豊島春華さん。メンズカットに着目し、その道を極めようと志したのは、スタイリストになりたてのころ。今では顧客の90パーセントが男性という人気ぶりです。豊島さんがメンズカットをメインでやっていこうと思ったきっかけや、男性のお客さまならではの接客術などについて、おうかがいしました。

 


 

未開拓の分野を自分の手で切り拓くよろこび

 

 

専門学校卒業後は大手美容室に10年間勤務しました。メンズカットを自分の特技として打ち出していこうと思ったきっかけは、もともとショートカットが好きだったこともありますが、イベントや知人の紹介などで出会った、他の美容室でメンズを手がけている友人たちの影響が大きかったですね。当時、メンズメインでやっている友人たちの話についていけず、「美容に関して知らない分野があるなんて」という悔しい思いから、メンズの分野を研究するようになりました。

 

メンズを自分のカラーとして打ち出していこうと決めたのは、スタイリストデビューと同時期です。当時勤めていた美容室は主に女性をターゲットとしていて、男性のお客さまはほとんどいませんでした。

 

そうした環境でメンズカットをメインでやっていくということは、新たな分野を自分の手で開拓するおもしろさがあり、ライバルも少ない。取り組んでいくテーマとして、やりがいがあると思いました。

 

メンズを担当する先輩がいないので監視の目もなく、自分らしくのびのびと仕事ができる環境だったのも、よかったですね。わからないことがあっても誰にも聞けない不便さはありましたが、現場で試行錯誤しながら経験を積み重ねることで、気づけば苦手なことも得意になっていました。

 

お客さまがつくまでの半年間は辛抱のとき

 

 

スタイリストになりたてのときは、お客さまをいかにつけるか、かなり悩みました。新人は街に出てお客さまをハントするのですが、同期が次々にお客さまを見つけて100〜150万円を売り上げていたなか、私はなかなか声がかけられなくて、売り上げは多くても30万円程度。肩身が狭かったですね。スタイリストはお客さまがいなければサロン内に身の置き場がなく、これほどつらいことはありません。

 

それでも半年くらいたつと、ホームページにアップしたスタイルを見て指名してくださる方が出てきて、男性のお客さまが増えてきました。男性はリピート率が高く、気づけば、毎日必ず一人は指名が入るようになっていました。

 

そうして1年後には、作品撮りや雑誌の仕事も増えていきました。モデルやメディアとのつながりは、別の美容室に勤める同業者の友人たちがサポートしてくれました。メンズ専門でここまでがんばってこられたのも、そうした友人たちの支えがあったおかげです。

 

>やりたいことをやるなら◯◯が大事

現役美容師のモテ伝説! 男性美容師の「3B」説を吹き飛ばせ!

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女性と接する機会も多いためか、美容師は未だに「3B」と言われ女性から敬遠されることがあるそう…。

 

今回は、そんな通説を吹き飛ばす美容師たちのモテエピソードをご紹介! 女性から「3B」と言われ落ち込んでいる人は、このエピソードで明日から自信を持ってみてはいかがでしょうか!

 


 

史上最高のモテ話! 15人の女性に囲まれて…(24歳/男性)

 

これは自分史上一番のモテエピソードです! あるとき、担当している女子大生のお客さまたちに食事会に誘っていただき、指定された場所に行きました。すると、なんと女性が15人も! たくさんの女性から「イケメンだ〜」と言われ舞い上り、1対15の食事会なんてなかなかないので浮かれてしまいました。

 

思わず格好つけたくなり、「ここは僕が払いますよ」と言ってカードで支払いました。しかし、なかなか笑えない額だったので、支払いには頭を抱えました…。

 

自分が働いているのは田舎。今となっては、競合相手となる男性が多くいない土地だったから、誘ってもらえたのだと思います。

 

 

365日違う女性とデートをし、スケジュールが約束で真っ黒! (27歳/男性)

 

他店で働いている友人は、ジャニーズ系のイケメンというスペックに加えて、かなりいい奴。毎日と言っていいくらい営業後は女性とご飯に行っています。しかも毎日違う人と。さらに休日は昼夜で予定を分けて、女性との約束を入れています。

 

以前見せてもらった彼のスケジュール帳は女性との約束で真っ黒でした。下手をしたら何ヵ月も前から早めにスケジュールを抑えないと会えないぐらい、彼は女性からのお誘いが多いんです。「誘われるから行くだけだよ」と本人は笑って言いますが、まず誘われることがすごいと思います。

 

>フロントにはお花やプレゼントが山積み状態。先輩がモテる理由とは?

 

手荒れで美容室をやめ、ハワイのウエディング業界でトップに! 〜逆境をチャンスに変える生き方〜

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ひどい手荒れが原因で美容室をやめ、以降、ウエディング専門のヘアメイクアップアーティストとして活躍してきた本間ひとみさん。

 

ハワイの人気結婚式場での指名率はトップで、業界全体をアーティスティックな感性で盛り上げてきました。「意図してウエディングの道に入ったわけではないけれど、結果、私にはあっていたし、よりクリエイティブな経験がたくさんできたと思っています」と本間さん。彼女の転機と夢を追いかけ続ける生き方について、お話をうかがいました。

 


 

手荒れが原因で美容室をやめることに

 

 

専門学校を卒業した当初は、ワインディングの技術が好きだったこともあり、パーマで有名な大手美容室に就職しました。就職先に大手美容室を選んだのは、その世界で一流になって、有名になりたいと思ったから。でも、アシスタントとして働きはじめてしばらくすると、シャンプーやカラーの薬剤、水仕事やドライヤーなどの刺激によって手が荒れ、痒みと痛みで眠れないほどになってしまいました。

 

先輩は心配して肌に影響の少ない仕事を割り当てるなどの配慮をしてくれたのですが症状は改善せず、そうしているうちに、同期の子たちと技術的な差ができて置いてきぼりに。手の湿疹はひどくなるばかりで、本当に苦しくつらかったです。

 

湿疹は熱湯を当てると痒みが和らぐ感覚があり、あるとき、洗いものを当然のように熱湯でしていたら、「こんなに熱いお湯で何してるの!」と同期にすごく怒られて…。病状の悪化に鈍感になっていたことに、ハッとさせられました。夏休みなどで休むと少しは症状が改善するのですが、仕事がはじまると1日でまた元の状態に。やはりダメか、と心が折れ、仕事をやめようと思いました。

 

ウエディングのヘアメイクで、一流になりたい!

 

 

勤め先にはウエディングメニューがあり、ドレスが飾ってあるスペースがありました。ふとそれを思い出し、「そうだ、ウエディング専門のヘアメイクの仕事なら、美容の仕事を続けられるかも」と思いつきました。それは当初自分がめざしていたところではありませんでしたが、どんなかたちでもいいから、美容の仕事を続けたいと思いました。そうして美容室をやめ、ウエディングのヘアメイクや撮影を専門に行っている会社に転職したんです。

 

転職先では、ヘアアレンジ、メイク、介添え…とウエディングに関する仕事を一通り学びました。当時はウエディングのヘアメイクは目立つ仕事ではありませんでしたが、どうせやるなら、この世界を極めて一流になろう、と思いました。そのために他の人と何か違うことをして差をつけたいと思い、休日は着付けを習い、師範の資格をとるなど、いつもその先を考えながら動いていました。

 

>一生に一度のセレモニーだから、責任は重い

 

「siki」mariさんの自然体が引き寄せた、自分らしさを発揮できる職場

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ゆったりとした口調とやわらかい雰囲気で、会う人を一瞬でファンにしてしまう原宿「siki」のスタイリストmariさん。競争の激しい美容室は自分には合わないと感じ、初めに入ったサロンを7カ月ほどで退職。自分を生かせる環境、「siki」に出会いました。自分らしさを大切にし、自分に合う環境を探すことがいかに大切か、mariさんの経験を語っていただきました。

 


 

カットモデルの経験から美容師に興味をもって

 

 

高校2年生のとき、地元栃木で部活が終わって帰る途中、たまたま通りがかった東京にある有名美容室の美容師さんに「カットモデルをしませんか?」と声をかけられたんです。うちの近くに高校野球の球場があったので、野球を見にいらしゃっていたみたいで。それをきっかけにカットモデルをさせていただき、華やかな美容業界に興味をもつようになりました。

 

美容専門学校を卒業して就職した美容室はスタッフ間の競争がとても激しく厳しい環境でした。入社して4カ月後、本店があるニューヨークで3カ月間の研修がありましたが、朝から晩まで働き詰めで、休日はほとんどなし。とにかく忙しく、精神的にもかなり追い込まれました。このペースで仕事を続けていくのはむずかしいと感じ、帰国して4日後にやめてしまいました。

 

今思えば、英語を勉強するきっかけをもらえたし、日本人以外の髪質を知ることができ、技術的にも学ぶところが多くあったと感謝しています。

 

運命的なタイミングで「一緒に仕事をしない?」と誘われて

 

 

やめたあと次の美容室が決まるまで、派遣で販売の仕事を半年ほどやりました。その間、髪色は暗めにしなければならなかったので、美容学生だったときにカットモデルでお世話になった磯田さん(現「siki」代表)のところへ染めに行きました。そのとき、ちょうど新しいお店を出したいとおっしゃっていて、「一緒に働かない?」と誘ってくださって。磯田さんはやさしくてやわらかい方なので、磯田さんと一緒なら、楽しく働けるのではないか、と思いました。

 

お声がけをいただいてから「siki」ができるまでの半年間は、共同代表の伊藤さんが面貸しで仕事をしていたところにアシスタントとして入り、技術など改めて見直す時間をいただきました。濃い半年間でしたね。

 

最初に働いた美容室の顧客は年齢層の高いマダムがメインでグレーカラー(シングルカラー)が多かったのですが、伊藤さんの顧客はブリーチしてハイトーンを入れる方が多く、それまでになかった経験ができ、とても勉強になりました。今の自分のカラー技術はすべて伊藤さんのおかげといってもいいと思います。

 

>のびのびとした環境でオリジナリティを発揮

 

ママでもバリバリ働きたい方必見! 結婚・出産を経てgricoのTOMOMIさんがより一層輝いているワケ

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美容業界もママ美容師への理解が進み、サロンによってさまざまな取り組みがはじまっています。子どもが生まれたら、バランスをとって働きたい人もいれば、以前と変わらずバリバリ働きたい女性美容師さんもいるはず。育児をしながら、時短勤務でも出産前と同等の売上や活躍をしている grico TOMOMIさんに、どうして結果を出し続けることができるのか教えてもらいました。女性美容師さんはもちろん、サロンオーナーさんにもぜひ読んでいただきたいエッセンスが満載です!

 

◆◆◆◆◆◆<もくじ>◆◆◆◆◆◆

 

【プロローグ】 結婚して子どもができたら美容師を続けられないの!

 

【第一章】 結婚・妊娠の前にしていたこと

 

【第二章】 パートナーを巻き込んで育児する体制をつくる

 

【第三章】 「TOMOMIさん、カットの料金を上げてもいいから」

 

【第四章】 “ママ美容師”として新しい可能性を追求したい

 

【最終章】「TOMOMIさんだからできたんでしょ?」は間違い

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

【プロローグ】結婚して子どもができたら美容師を続けられないの!?

 

子供のころ、仕事で輝いている母に憧れていました。だから私も、結婚や出産をしても、働き続けるイメージを持っていたのですが、gricoに入る前に働いていたサロンでは、仕事と子育てを両立させることが難しそうだったんです。

 

お客さまをたくさん抱えていた先輩が、結婚して妊娠して辞めていく姿を見て、「あんなに求めてくれる人がいるのに辞める選択をするんだ…」って驚いたことを覚えています。「結婚したらやめないといけないのか…ここには5年も10年もいられないな」って感じたんです。

 

grico代表のエザキを知ったのはそのころ。「ちょっと会いにいってみたいな」と思ったことが、入社のきっかけになりました。エザキはお客さまやスタッフの人生まで深く考えられる人。「TOMOMIさんが入りたいならいつでもきていいよ。一緒に働くことになったら家族と同じだから。いつかTOMOMIさんに子どもが生まれたら、自分の子どもと同じように接するし、もし障害があったとしてもその子も幸せにできるから大丈夫だよ」と言われて、人生最大と言ってもいいくらいの衝撃を受けました。「この人についていきたい!このサロンで働けば間違いない!」って思ったんです。

 

>結婚・妊娠の前にしていたこと

失敗するのはあたり前、素早く凛と立ち上がろう! 〜「LECO」堀希満子さんの不屈の精神

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持ち前の明るさで、困難や失敗があっても、何度でも立ち上がってきた「LECO」の堀さん。「人は弱いもの。失敗はあってあたり前だけど、そこからどう立ち直るのかが大切です」と堀さんは言います。「自分が何をしたいのか」を常に問い続け、ポジティブに前に進み続ける堀さんの仕事への向かい方、問題解決方法について、教えていただきました。

 

4歳のときから美容師になると決めていた

 

 

はじめて美容室に行ったのは4歳のとき。テレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公、セーラームーンを目指して髪を伸ばしていたのですが、夜中に親が私を見ておばけと間違え、「キャー!」と叫んだことがあって。ひどいですよね(笑)。それでその次の日には「髪の毛を切りなさい!」と美容室に連れて行かれました。

 

ボブに切られて泣いていたのですが、美容師のお姉さんが「セーラームーンじゃないけれど、セーラーマーキュリー(ボブカットをしている登場人物のひとり)になれたね」と、ポジティブな言葉をかけてくれたんです。その一言でルンルンな気分になって帰り、その経験から美容師になると決めました。幼稚園の年長さんの文集から高校の卒業アルバムまで、将来なりたい職業は「美容師」と書き続けました。

 

要領が人一倍悪く、仕事が長続きしない時期も

 

 

通った高津理容美容専門学校はとても厳しい校風でした。当初は特待生として優秀な成績で入学したのですが実際に入ってみたら、実技試験は300人中298位。どんなに努力しても不器用で技術が上達せず、先生に呼び出されて怒られるくらいで、正直、学生時代は暗黒でした。

 

それでも両親は、「あなたはコツをつかむまでに時間がかかるけれど、一度仕事を覚えれば、しっかり誠実に仕事が続けられる人間だ」と励ましてくれて…。「専門学校はたった2年。そこで技術が身につかなくても、社会に出てから実践の場で身につけることができるはず。美容師になることをあきらめないで」と諭され、どうにか頑張って卒業することができました。

 

卒業後は神戸の美容室に就職し、早朝から夜は遅くまで、休みもなく働きました。でも半年後には「やはり美容師の世界は厳しいな」と心が折れて、やめてしまいました。「クリエイティブの撮影の仕事がしたいから」という言い訳をしてやめましたが、結局は、ただ逃げたかっただけだったんです。その後は子ども写真館でヘアメイクとして働きましたが、ふとした瞬間に、「あんなに美容師になりたかったのに、こんなに軽い感じでやめていいのかな」と自分の生き方に疑問をもつようになりました。

 

>クリエイティブの仕事がしたい! という新たな目標を見つけて

VeLO赤松美和さん×B.a.l.a.n.c.e小林純子さんが女性美容師をメンタルケア!? 美容師ぶっちゃけ女子会OTOME-Za潜入レポート

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美容師の仕事は技術やクリエイションの面では男女に差はないかもしれません。でも“美容師人生”と考えると女性特有の悩みや不安がありますよね。結婚、出産、体調、男性スタッフとの付き合い方など、抱える問題はさまざまです。そんな悩める女性美容師さんたちのために美容業界の頼れる姉御2人による美容師女子会(?)OTOME-Zaが開催されました。底抜けにポジティブで、同性から見ても最高にかっこいいVeLO赤松美和(あかまつみわ)さんとB.a.l.a.n.c.e小林純子(こばやしじゅんこ)さんが、悩める女性美容師さんと一緒に考えたり、ときには熱く激励したり。そんなOTOME-ZaにQJナビDAILY編集部が潜入してきました。女性美容師さんはもちろん、一緒に働く男性スタッフさん、オーナーさんも是非ご覧ください。

 

VeLOディレクター/赤松美和(あかまつ みわ)
1973.6.13生 茨城県出身

都内2店舗を経てパートナーの鳥羽直泰氏と共に原宿に2003年VeLO、2009年veticaをオープン。現在VeLOディレクターとしてサロンワークを中心に雑誌の撮影、セミナー等で活躍。

 

B.a.l.a.n.c.eオーナー/小林純子(こばやし じゅんこ)
1963.12.16生 新潟県出身

SHIMA代官山店店長・ディレクターを経て1999年8月代官山にB.a.l.a.n.c.eをオープン。結婚出産を経験し、現在3人の子育てとサロンワークに奮闘中。美容師は天職!自身のネクストステージを構想中!

 


 

みんな同じことで悩んでる! 美容師を楽しむにはまずぶっちゃけたらいい

 

 

2014年から年1回程のペースで開催されているOTOME-Za、今回は仙台に16名の悩める女性美容師さんたちが集まりました。

まずは小林さん、赤松さんのお二人にOTOME-Zaのコンセプトやこの会への想いについて伺いました。

 

 

小林:美容師ってほんと楽しくて幸せな職業だから、一生続けて欲しいって思ってる。でも女性美容師にとって体調や結婚出産などのライフプランによっては、辞めざるを得なかったりずっとモヤモヤ悩んでいたりする人もいる。それってすごくもったいなことだって思うのよ。だから抱えている悩みをとりあえずぶっちゃけトークできる場を作りたかったの。だって実はみんな同じようなことで悩んでるんだもん。話せば解決できることもあるし、解決しなくても「私も同じこと悩んでる!」って共有するだけでも女子ってすごく楽になったりするのよね。心に響く一つの言葉で元気になって前向きになれる。それにサロンってものすごく小さい社会で、前例がないとノーと思いがち。でも他のサロンでは全然違う解決策があったりするの。そういうことを知るだけでも新しい道が開けるかもしれない。

 

 

赤松:以前純子さんとごはん会をしていろんなことをおしゃべりしていたんですよ。そうしたら2人とも超ボジティブな性格だから話した後すっきりして「よし明日もがんばろ!」ってなってたんです。これを他の女性美容師さんにも味わってもらいたいねっていうのがコンセプト。技術や接客のセミナーってたくさんあるけど、メンタルケアのことって今まで注視されてこなかった。でも女性美容師がずっと美容師をenjoyするにはメンタルケアもすごく大事なことですよね。この会は参加者もスタッフも完全に女性のみだからここでしか言えないこともぶっちゃけて元気になって帰ってほしいなと思います。本当は男性オーナーさんとかにも聞いてほしいぐらい!

 

>OTOME-Za女子会スタート


美容師の熱い恋愛模様に冬の寒さまで溶けちゃいそう! 現役美容師に聞いた、キュンとする恋愛エピソード

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2月といえば「バレンタインデー」。思わず恋をしたくなるこんな季節には、きっとサロンにもドキドキのドラマがたくさん生まれているはず…。そこで今回は、現役美容師さんがサロンで体験した、思わずキュンキュンしてしまう恋愛エピソードをご紹介します! 読み終わったときには、凍てつく寒さも溶けるほどキュンキュンしていること間違いなしです!

 


 

目次

 

>「すべて僕のせいです」すかさずかばってくれた先輩スタイリスト(29歳/女性)

>ある事情で泣き出した後輩に、キュンッ! (28歳/男性)

>約束の目標を達成した、まさにその日! 店舗に届いた贈り物とは…?(25歳/女性)

>真冬の辛いモデルハントが、うれしいドキドキに一変?!(33歳/男性)

>一瞬で恋に! 弱音をこぼしたアシスタントにかけられた、先輩の一言(24歳/女性)

>5回告白するほど、男性美容師を虜にした女性スタイリストの気遣い(27歳/男性)

>会社には内緒…! 気になっていた同期と付き合うことに!(22歳/女性)

>クリスマスの思わぬプレゼント! 尊敬していた先輩が見せた男気(30歳/男性)

>思わず「からかうんじゃないの!」と言っちゃう、後輩の胸キュンな言動とは?(26歳/女性)

>お客さまからも素敵と言われる店長が、営業中に全員をフロントに集めた理由とは?(23歳/女性)

 

 

「すべて僕のせいです」すかさずかばってくれた先輩スタイリスト(29歳/女性)

 

 

私がまだアシスタントだったころの話です。私は、営業中のミスをベテランのスタイリストからみんなの前で厳しく指摘されていました。すると、若手スタイリストの先輩が「アシスタントのミスは、すべて普段教育ができていない自分のせいです。だから、今後はすべて僕に言ってもらえないですか?」とかばってくれたんです。この言葉に、ベテランスタイリストの怒りもクールダウンしました。

 

すぐにかばってくれた先輩に謝罪とお礼を伝えに行くと、「気にすんな」の一言だけ。ますますカッコいい! と惚れかけました(笑)! とても責任感の強い先輩だったので、周囲からも慕われ、今ではその先輩がウチのお店の自慢の店長です!

 

>コンテストに挑戦した美容師さんが、後輩を「かわいいな」と思った瞬間とは?

やりたいと思ったことに素直に向かってみる〜LOAVE AOYAMA一色さおりさんの自分自身の育て方

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少女のようなイノセントさと大人のツヤ感を併せ持つスタイルで多くのファンを魅了しているLOAVE AOYAMA(ローブアオヤマ)一色さおり(いっしきさおり)さん。実は、順調だった美容師のキャリアをいったん捨てて、ネイリストとして活動していた時期もあるのだそう。一色さんが歩んできた美容の道や、困難に出会ったときの自分との向き合い方など、その貴重な体験をお聞きしました。

 


 

誰もが憧れる美容室のスタイリストをやめてネイリストの世界へ

 

 

専門学校を卒業してから、原宿にある憧れの美容室に就職し、5年間働きました。そこではスタイリストもさせていただき、いまの仕事の基礎は、そこで身につけたものです。すてきな先輩方やスタッフに囲まれ、本当におしゃれな環境で、多くを学べたことは、私の財産になっています。

 

そこで働いたあとは、ネイリストの道に進みました。いろいろな角度から美容の世界を学び、自分の可能性を広げたい、将来的にはトータルビューティーをやってみたい、という好奇心とチャレンジ精神からでした。

 

勤めていた美容室の先輩方には、ご迷惑をかけてしてしまったのですが、「もっと広く美容の世界を見てみたい」という夢を与えてくれたのも、広い世界で活躍されていた先輩方でした。そのとき前に進んでいくためには、生まれた好奇心を満たすことが必要だったのだと思います。

 

ネイリストの体験が今に生きている

 

 

美容師をやめてからすぐ、ネイルのスクールに通って集中的に学び、ネイルとエステを併設したサロンに転職しました。そこではネイリストとして、5年弱くらい働きました。ネイリストの経験は、今の美容師としての仕事にも生きています。たとえば、デザインを考える上での視点や、カラーのミックスの仕方、肌の色に対する色の組み合わせ方などは、メイクやヘアカラーにも通じる部分です。

 

ネイリストはお客さまと対面して手に触れ、美容師よりもさらに近い距離でお客さまに接します。美容師とはまた別の角度から、お客さまとの接し方を考えることができたことも、貴重な経験でした。

 

併設されたエステサロンで、施術体験をすることもありましたが、エステの先生からは、心とからだがいかにつながっているかを学びました。施術者はボディータッチするときの手の温度、肌に触れる際の圧力、どこを触ればいいのかなどに細かく気を配ります。そのとき学んだこともまた、お客さまにシャンプーやフェイシャルマッサージをしながらメイクをする際などに役立っています。

 

>30歳で美容師に復帰

フォロワー16万人の恋愛マスター! イッヌさん直伝「会わずに深まるLOVEレッスン」

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新型コロナウィルスにより普段とは違う状況で過ごす毎日。自由に動きづらい中、恋愛をどう育むべきか悩む女性も多いよう…。気になるあの人と関係を深めるコツって何だろう? 

 

そこで! 年間4000人以上を接客する美容師としての経験を活かし、痛快かつユーモアな言葉やイラストで恋の悩みを解決するイッヌさんから、思わず頷く『LOVEレッスン』を直伝! 

 

4つのシチュエーション別でGOODとBADな対応やそれぞれのポイントをコミカルなイラストと共にお伝えします。恋愛中の女性美容師さんは、必見です!

 


 

【パターン1】LINEで気になるあの人と近づく方法(片思い編)

 

<GOOD>

 

 

片想いの相手にLINEを送るのはなかなか勇気が必要です。

普段であれば何の用事もないのに「なんて連絡とろう…」と一歩踏み込めない人も多いことでしょう。

 

しかし私目のような人間は、勇気をだして自分からLINEをしないことには残りの人生を1人孤独にゴリラの容姿のまま駆け抜けることになってしまいます。そこをを避ける為にもここは一つこのコロナの状況を利用して気になる相手に連絡してみてはいかがでしょうか?

 

まずこんな状況下であれば連絡するきっかけがゴロゴロ見つかります。

 

例えば「大変なことになっちゃったね」や「会社(学校)はどう?」など、『時事ネタ』を切り口にすると自然と会話が出てきます。

 

2往復程やりとりしたら「マスク足りてる?」など相手が困っていそうなことへ話を移行させます。余分に持ってるなら「少し余ってるから送ろうか?」とか購入できそうな場所や時間帯などを調べてサラッと教えてあげるのも1つの手です。

 

気を遣ってくれる&役立つ情報は相手にプラスの印象を与える事ができますから。

 

 

そしてこのコロナの状況を吊り橋効果(不安や恐怖を感じているときに出会った人に恋愛感情を持ちやすくなる効果のこと)として利用してしまいましょう。

 

LINEを使って大変な時期を一緒に乗り越えたと錯覚させるのです。

 

注意すべきは『メッセージを送る時間帯』

 

イッヌ調べによると一般的にLINEを見てもらえる確率が高いのは20時前後

 

おおよその人が夜ご飯を食べてまったりしてスマホを手に取るこの時間にLINEを送ってみましょう。

 

<BAD>

 

 

自分のタイミングでLINEをして自爆するのだけは避けましょう。

 

既読がつかないことや既読になっても返信がこないことに焦って自分から追いLINEするのは御法度です。

 

返事が来てもいないのに「忙しいのにごめんね」なんて一方的に謝って送信取り消しをするのはNGです。事前に相手のSNSから動向をチェックしてタイミングを図りましょう。

 

返信がないからといって急に電話するのは一番危険です。

 

メンズの大半はいきなりの電話がきらいです。

 

作業中であれば手を止めなければならず、自分のタイミングではなく無条件に時間を奪われることに拒否反応を示します。

 

(※もし電話をするのであれば「ちょっとこの後仕事あるから15分しか話せないんだけど…」などデッドラインを事前に伝えると電話に出る率はグッと上がります!)

 

>ちょっといい感じになってきた相手との距離の縮め方

 

運命の相手は!? 結婚できる人って!? フォロワー16万人の恋愛マスター! イッヌさん直伝「運命の人に出会う婚活LOVEレッスン」

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年間4000人以上を接客する美容師としての経験を活かし、痛快かつユーモアな言葉やイラストで恋の悩みを解決するイッヌさんの、思わず頷く『LOVEレッスン』。前回の「会わずに愛を深める編」では恋愛中の女性美容師さんから多くの反響をいただきました。 

 

寄せられた声の中で特に多かったのは「結婚」にまつわるお悩み。女性にとって人生の輝かしいゴールであり新たなスタートでもある大事な節目である結婚。「私は幸せな結婚ができるのかしら?」と悩む女性美容師さんに向けて、イッヌさんが運命の人に出会える「婚活編」を伝授!

 

4つのシチュエーション別でGOODとBADな対応やそれぞれのポイントをコミカルなイラストと共にお伝えします。結婚を意識する女性美容師さん、必見です!

 


 

自分から運命の出会いを作る方法は?

 

<GOOD>

 

 

女性であればついつい「運命の出会い」を求めてしまうものですが、現実には運命の出会いなんてものは存在しません。

 

本屋で同じ本を取ろうとして手が触れることなんてないし、会社に転勤してきたイケメンの上司がたまたま自分の家の隣の部屋に引っ越してくることなんてないのです。

 

いい加減に目を覚ませ!

 

出会いと言うものは計算して意図的に作っていきましょう。

 

恋愛迷子の女性になかなか出会いがないのはダイレクトに好みのイケメンを見つけようとしてしまうところにあります。

 

出会いを作る上で重要なのは男性と出会うことではありません。「何言ってんだ?お前?硬い棒で引っ叩くぞ?」と言う声が聞こえてきそうですが、「シャラップ!ちょっと黙って聞いてください!」

 

出会いに最も大切なのは異性と出会うことではありません。

 

実は1人でも多くの同性と出会うことなんです。

 

なぜ同性かって?

 

そもそも男は黙っていても常に女を求めて飲み会をしている生き物。

 

数多くの女性グループに友達を作っておけば飲み会に誘われる確率がぐんと上がります。

 

飲み会やセッティングするのが得意な仕切りたガール(死語)を見つけたら片っ端から友達になっておきましょう。

 

余談ですがイッヌ調べによると結婚した夫婦にどんな出会い方をしたかと聞くと圧倒的に友達の紹介が多いです。

 

マッチングアプリなどで出会うよりも相手の素性がわかりやすく結婚への勝率の高い「友達の紹介」を1つでも多くしてもらえるように友達作りに力を入れていくことが吉となるでしょう。

 

<BAD>

 

 

数ある恋愛マニュアル本の常識として「自分からガンガンアタックしてみましょう!」というものがありますが、そもそもアタックできないから悩んでいるわけで、誰しもが積極的に動けるわけではありません。

 

そんな恋愛本は縦に破いてしまいましょう。

 

GOODでも紹介したようにいろんな人とつながる事は効果的ですが、1回の飲み会や紹介で理想の人に出会えることなどまずありません。

 

そんな時タイプじゃないからと男性をバッサリ切り捨てしまう行動はNGです。

 

仲良くなってその男性の友達を紹介してもらうこともできますし、複数の飲み会へと発生することもできます。

 

出会い方に非日常を求めたり韓流ドラマの主人公のようなストーリーを求めずコツコツとやっていきましょう。

 

>結婚につながる相手をきちんと見抜くには?

ママ美容師を全力で応援するオンラインサロンを開設!埼玉のサロンヘアデザイン3214ゆうこさん

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2度の出産を経験し、子育てをしながら美容師を続ける難しさを経験してきた「ヘアデザイン3214」のゆうこさん。自身の経験をもとに、子育てをしながら美容師を続けたいと願う女性をサポートするオンラインサロン「MAMABI FAMILY」を立ち上げました。その活動に至った経緯と思いなどについて、おうかがいしました。

 


 

就職後1年で出産のために退社

 

 

高校卒業と同時に、生まれ育った埼玉県内の美容専門学校に進みました。卒業後は県内の美容室に就職しましたが、1年ほどして妊娠が発覚。その頃は産休の制度がなく、仕事は辞めるしか選択肢はありませんでした。

 

産後、子どもが歩き始めたら仕事を再開しようと思っていました。1歳3カ月でようやく歩き始めて就職活動をスタートし、2カ月ほどかけてやっと就職先を見つけることができました。

 

パートの方が多い美容室で、子どもの保育園のお迎え時間に合わせて働くことができたのですが、基本的にカットは先生が行い、アシスタントは練習ができない環境でした。いずれスタイリストになりたいと思っていたので、そこは残念でしたね。

 

美容師ではない他の職を体験して

 

 

1年ほどして、引っ越しを機に、自宅に近い美容室に転職しました。転職先の美容室でもやはりカットの練習をするのは難しかったのですが、オーナー夫妻が「家庭中心で働いていいよ」と言ってくださり、働きやすい環境ではありました。2人目の子どもも考えていて、そのこともお伝えして理解してくれたので、安心していました。

 

でも1年ほどたち2人目を妊娠したころ、ちょうど東日本大震災がかさなり、サロンの経営状態が悪化したことから、「お客さんがいないので、辞めてほしい。」と言われてしまいました。急な話だったので、ショックでしたね。

 

他の美容室への転職も考えましたが、「カットができないから、雇ってもらえないかも」とカットスクールに通おうと調べてみると学費が高くて…。子育てをしながら美容師を続けるのはやはり難しいと思い、「楽しく人と関われる仕事」にしぼって仕事を探し、近所のドーナツ屋のパートを見つけて働きました。

 

>夫がオープンした美容室に、アシスタントとして入社

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