RITZ代官山のディレクター高橋真以子さんは、子育てをしながら、サロンワークのみならず、雑誌などの撮影の仕事やセミナー講師もこなし、美容師として常に流行の最先端を走り続けています。全身から「子育ても仕事も楽しい!」というオーラが溢れ出している高橋さんに、売れっ子であり続けるコツについておうかがいしました。
「女の子をかわいくしたい!」という思いが高じて美容師に
小中学生のときから髪の毛をいじるのが好きで、よく友だちの髪の毛をいじらせてもらっていました。髪型を変えることで女の子がかわいくなるのが楽しくて、「あの子はこういう髪型にしたら、もっとかわいくなる」とよく想像していましたね。私自身も髪型を変えるのが好きで、ロングストレートヘア、きついツイストパーマ、ベリーショートやスキンヘッドなど、あらゆる髪型を一通り経験しました。
高校生のときはファッション雑誌『Zipper』や『CUTiE』の全盛期で、ヘアメイクアップアーティストの勢いがあって、憧れていましたね。高校生2、3年生になると東京でサロンモデルをするようになり、美容師になりたいという夢を具体的に思い描くようになりました。
当時はアシスタントの人たちが路上でモデルハントをしている姿もかっこよく見えて、「私もやりたい!」と思っていました。街で人を見るのが好きだったので、人間観察をしながら道ゆく人に声をかけ、自分の思い通りのヘアメイクをやらせてもらえるなんて「うれしい!」という感じで。でも実際にやってみると、すごく大変でしたね(笑)。